そもそも水耕栽培ってなに?

水耕栽培とは培地として土を用いずに、水に肥料を溶かした溶液肥料(培養液)を作物の栄養分として与える培養栽培の一つです。土耕栽培とは、昔から行われてきた、畑を耕し土を利用して植物を育てる方法です。

水耕栽培では培地を用いないタイプでは、 さらに薄膜水耕法(Nutrient Film Technique, NFT)や湛液水耕法(Deep Flow Technique, DFT)の二つに分かれます。

NFTは緩やかな傾斜を付けたパネル上に薄く養液を流し、根が酸素に触れる状態で栽培する方法です。
また、DFT は、養液をためた水槽内に空気を送り込み、養液に酸素を溶かし込む方法。いずれも養液はポンプで循環させながら、新たに植物が吸収した分だけの養分を加えていきます。

一方、培地で育てるタイプ(固形培地耕)では、岩石を熱して繊維状にしたロックウールやバーミキュライトなどの無機物の培地、ヤシガラやピートモスなどの有機物を用いた培地に養液を含ませて植物を育てます。土に近い形状の培地を使用しますが、これらの培地には養分は含まれないのでいわゆる土耕栽培とは異なり、水耕栽培に属するものです。

 

 

こちらでご購入いただける製品はNFTのもので、溶液とパーライトを使って野菜を育てます。